いまさら翼といわれても [日記]
古典部シリーズの6作目、短編集のいまさら翼といわれてもです。
ミステリー要素を含みつつ、高校生の日常を朗らか?に描いている作品ですが
相変わらずみていると、あぁこんなことができた時代もあったんだと感傷的になりますね(笑)
収録されている中では長い休日が一番好きですかね。
主人公の奉太郎がなぜ自分の信条を持つことになったのかという話ですが
物語自体もそうですが、奉太郎の心情の描写も気に入っています。
少なくとも本当に初期の頃なら絶対話さない話であり
最後の部分で誤解された解釈についても、嫌な話でもちゃんと知って欲しいという気持ちから
全てを話すということころに変化や成長が感じられます。
次作が楽しみですがこのペースだと帰国後ですかね~
氷菓が01年なのでちょうど高校生の頃ですが気づけば遠くまで来たものです。
2017-06-05 01:37
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